こちらの記事は次のようなことを知りたいという方に向けて書いています。
- Google Adsenseの審査に合格しない・・どうすればいい?
- Google Adsenseで審査を受けるために気をつけることは?
- Google Adsenseの申請にたくさん記事を書きすぎていると不利?
今回はGoogle Adsenseのお話です。ブログを始めて、ある程度記事を書けてきたら収益化も考えたいですね。その最初の一歩とも言える、Google Adsenseに合格するためにおこなったことを説明します。
Google Adsenseとは?
Webサイトで広告収入が受け取れる
Google AdSense(グーグルアドセンス)とは、自分(自社)で運営しているWebサイトに広告を掲載することで収益を得ることができる、Googleが提供するサイト運営者向けの広告配信サービスです。
この広告の配信方法は、Google Adsenseのタグを貼り付けるだけでよく、サイトを閲覧しているユーザーに対して最適な広告が自動で表示され、その広告がクリックされるたびに報酬を受け取れる仕組みとなっています。
この広告収入は、ジャンルや表示される広告によって1クリックあたりの広告費は変動しますが、30円〜90円程度となっています。
始めるには審査が必要
Google Adsenseで広告収入を得るためには審査があります。この審査では、GoogleがGoogle Adsenseの申請をしてきたサイトが、広告を載せるのにふさわしいWebサイトかどうか?を審査します。
当然ながら、違法な情報が満載のサイトや、著作権を無視したサイト、社会的にイメージが悪いブログに広告を載せたら、広告の印象が悪くなり、その広告を載せている広告主のイメージダウンにつながってしまいます。そのため、Googleが事前にWebサイトを審査して、広告を掲載するのにふさわしいかどうかを判断しています。
私も経験したのですが、この審査になかなか通らずに収益化に至らないということもあり、しっかりと審査基準を確認して、審査に通るサイトの構築をしていきたいですよね。
訪問者・Webサイトの内容に合う広告を自動的に配信する
Google Adsenseでは広告が自動に配信されます。
Google AdSenseから提供されるタグを、自分のサイトのHTMLソースコードに挿入するだけで、訪問者が興味や関心をもっている広告、およびWebサイトの内容に適した広告が自動的に配信されます。
これをWebマーケティングの世界では、ターゲッティング広告と読んでいます。
そのWebサイトを閲覧している方の興味がありそうな内容の広告を表示することで、見てもらう、クリックしてもらう確率を効果的に高めることができることになります。さすがGoogleですね。
そういえばちょっと前にある新聞社の記者が、とあるサイトでふさわしくない広告が表示されるということで批判的なツイートをしていましたが、それが実はターゲッティング広告で、訪問者が興味のあるサイトが表示されていた、というブーメランが直撃してしまうことがありました。これは相当恥ずかしいです。
Webサイトの運営に集中しながら収益化が可能
Google AdSenseを利用すれば、Webサイトを運営しているだけで、広告が収益を生み出していくことになります。Webサイトの訪問者の属性に合わせた広告が自動的に表示されるので、どのような広告を表示するかを自分で細かく管理したり、広告主とやりとりしたりする必要はありません。
Webサイトの運営に集中しながら収益化ができるのはGoogle AdSenseの大きな魅力ですね。
アフィリエイトとの違い
Google Adsenseの話をするときに、アフィリエイトもWebサイトの収益化をする方法だけど、どこが違うの?という疑問が出てくることがあります。
アフィリエイトは成果報酬型と呼ばれる広告方法で、ASP(Affiliate Service Provider)というアフィリエイトサービスの提供会社に対して、広告主が広告の掲載を依頼し、Webサイト運営者がその広告を掲載することで、運営します。この広告掲載方法は商材のバナーリンクを配置することが一般的で、そのリンクから特定の商材にアクセスする、または商材を購入へと至った際に、報酬が発生します。
Google Adsenseとアフィリエイトの違いは、簡単に言うと以下のとおりです。
- Google Adsense:自動的にWebサイト訪問者に適した広告が配信される。クリックさえされれば報酬が発生する。報酬は低め。
- アフィリエイト:Webサイト訪問者に適した広告をあらかじめ配置しておく必要がある。クリックor商材の購入で報酬が発生する。報酬が高いものもある。
アフィリエイトの場合、報酬が数万円など高額なものもありますので、収益を高めることが可能ですが、当然その商材に強い興味を持つ訪問者を誘引する必要がありますので、意識したWebサイトの作成が必要となります。
一方でGoogle Adsenseは、報酬は低いかもしれませんが、難しいことを考えずにWebサイトを作っていけばいいため、訪問者数をたくさん増やすことを目標にすればいいということになります。
Google Adsenseの申請
ここからはGoogle Adsenseの申請方法について説明します。
申請前に確認すべきこと
Google Adsenseの申請をするには、最低限以下の3つの条件を満たしておく必要があります。
- 独自ドメインを取得していること
- 一定の記事・コンテンツ数があること
- Google Adsenseポリシー違反がないこと
独自ドメインを取得していること
ドメインとは、簡単に言えばインターネット上の住所のことです。もう少し正確に言えば、インターネット上のコンピューターやネットワークを識別するための名前です。
コンピュータやネットワークはIPアドレスという数字の羅列で管理されているのですが、それでは人間が理解するのは煩雑であるため、DNS(Domain Name Server、ドメインネームサーバー)という世界中にあるサーバーがドメイン名という住所の管理しており、たとえばgoogle.co.jpとかyahoo.co.jpといったように、見ればすぐわかる名前になっています。
独自ドメインというのは、私のサイトで言えばmassu-keiei.comの部分です。これは、私が自分で名前をつけて作成したものですので、私独自のドメインということになります。これに対して、アメーバブログのような無料ブログでは、ドメインはameblo.jpのように、独自のものではないため、申請ができません。
一定の記事・コンテンツ数があること
これは、少し前であれば数記事書いてあればGoogle Adsenseの審査に合格することがあったようですが、現在では10記事程度のボリュームがあることが要求されるようです。ですが、これはあくまでも目安ですので、もう少し記事数を増やしてもいいかもしれませんが、あまりに増やしすぎるのはおすすめできません。
ちなみに私は50記事を超えてから申請しました。理由はといいますと、完全に後回しにしていました。
ただ、これは完全に失敗でした。なぜかというと、審査に不合格の場合、記事の見直しを考えなければならないのですが、この見直し作業がものすごく大変になります。この点は、後述します。
Google Adsenseの申請方法
Google Adsenseに申請する方法は、以下のとおりです。
- Google アカウントの作成
- Google Adsenseアカウントの作成
- WebサイトとGoogle Adsenseアカウントの紐付け
Googleアカウントの作成
Google Adsenseのアカウントを作成するには、Googleアカウントがあることが前提になりますので、ない場合はGoogleアカウントを作成しておく必要があります。
Googleアカウントはこちらから作成可能です。
Google Adsenseアカウントの作成
次に、Google Adsenseアカウントを作成します。
Google Adsenseのサイトにアクセスして、右上の「ご利用開始」をクリックします。
サイトURL、メールアドレス(Gメールアドレス)を入力し、メールマガジンの受領可否を選択します。
国または地域の選択と、利用規約の確認を終えたら、「アカウントを作成する」を押せばアカウント作成完了です。
続いて、支払先住所の詳細を入力、送信ボタンを押します。
これでGoogle Adsenseアカウントの作成は完了です。
WebサイトとGoogle Adsenseアカウントの紐付け
続いて、WebサイトとGoogle Adsenseアカウントの紐付けをおこないます。
あれ?GoogleアカウントとGoogle Adsenseアカウントは紐ついていて、Google AdsenseアカウントでWebサイト情報を入れなかったっけ?と思われるかもしれません。
ただ、この時点ではAdsenseアカウントではWebサイト情報が確認できていません。変な言い方をすれば、だれでも適当なWebサイトを入れてしまえば、Google Adsenseアカウントを作成できてしまうからです。
そこで、Webサイトが本当にGoogle Adsenseアカウントを登録した人に保有されているかを確認する方法として、Webサイトへのタグの埋め込みをおこないます。
下の1つ目の画像のAdsenseコードをコピーして、2つ目の画像のWordPressの「HTMLタグ設定」の部分の赤枠内に貼り付けます。その後、1つ目の画像の「サイトにコードを貼り付けました」のチェックボックスをチェックして、完了します。
これでWebサイトとGoogle Adsenseアカウントの紐付けは完了です。Webサイトにタグを貼り付けたことで、Google側がこのWebサイトがGoogle Adsenseアカウントの持ち主のものということがわかりますので、このあとで審査が始まります。
基本的に審査は早ければ数時間、長いと数週間かかるとのことです。私の場合は、記事数が50以上あったこともあり、Webサイトのボリュームも相当なものになっていたからか、または問題があって精査する必要があったのか、状況はよくわかりませんが、毎回1週間程度の時間がかかっていました。
合格だった場合
Google Adsenseの審査に合格した方は、おめでとうございます。これでブログの収益化の第一歩を踏み出したことになります。
広告をどのようにWebサイトに貼っていくか、そうした広告戦略を考えるのも楽しいでしょうけど、とりあえずはGoogle Adsenseのにすべてを任せる自動広告の設定でもいいかもしれません。
自動広告であっても設定さえしておけば、今までWebサイトを訪問した際によく見ていた広告が自分のWebサイトに表示されます。
不合格だった場合
不合格だった場合、このような残念なメールが届きます。
でも、諦めることはありません!記載のとおり、ポリシー要件を満たすように変更を加えれば、再申請が可能です。
Google Adsenseは、理由について詳しくは教えてくれませんし、個別の問い合わせにも応じてくれませんが、ヒント程度のものであれば与えてくれます。
よくある理由としては、以下のものが挙げられますね。
- コンテンツの複製
- コンテンツの量が不十分
- ポリシー違反
- 有用性の低いコンテンツ
私の場合は、有用性の低いコンテンツでしたが、それぞれ解説していきます。
コンテンツの複製
まずは「コンテンツの複製」です。これは読んで字のごとくですが、他のサイトからコンテンツをコピーしてきている、ということです。
よくあるケースが、前に別アカウントでブログを運営していて、そのブログを引っ越しした際に、コピペで作成されたWebサイトと判定されてしまう、というものです。
実は私の場合も、最初に少し作成して挫折したサイトが別にあり、そのコンテンツが生きていて、それがコピペと判定されたと思いました。ですが、理由は「有用性の低いコンテンツ」でしたので、結果は違いました。
この「コンテンツの複製」に対しては、複製とみなされないような対策が必要となります。具体的には、
- コピぺチェックツール「Copy Content Detector」を利用して、自分の記事がコピペと変挺されないことを確認する
- 引っ越しした記事であれば、Google Adsenseの申請中には表示されないようにNo Indexタグをつける
といったことが考えられます。「コンテンツの複製」については、故意でおこなっていないとしても、判定されてしまえばそれまでですので、怪しいと思われる記事は検索から隠してしまう、というのも一つの方法です。
コンテンツの量が不十分
続いて、「コンテンツの量が不十分」です。こちらは基準が難しいです。よく出てくる基準としては、
- 1つの記事の文字数が1,000文字以上
- 記事の数が10以上
というのがありますが、記事数は10未満でも合格しているケースや、文字数が1,000文字では足りない!といったケースもあるようですので明確な基準があるわけではなさそうです。
いずれにしても、この理由の場合はコンテンツの量を増やせばいいわけですから、「コンテンツの量が不十分」に対しては、記事をきちんと増やしていければ、問題ないと考えます。
ポリシー違反
「ポリシー違反」については、色々と理由が考えられます。ちょっと見てみましょう。
- アダルトコンテンツ・・・アダルトサイトのような卑猥な内容を含んだ表現
- 危険または中傷的なコンテンツ・・・人に対して危険な内容および誹謗中傷する表現
- 危険ドラッグおよび薬物、アルコール、タバコに関するコンテンツ・・・違法薬物、脱法ドラッグ、お酒、タバコ等に関する情報
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ・・・競馬、競輪、競艇などの公営ギャンブルも、オンラインカジノのようなギャンブルに関する情報
- ヘルスケアや医薬品に関連するコンテンツ・・・医薬品に関する紹介、ヘルスケア商品のオススメ記事など
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ・・・特定のサーバーやソフトウェア、サービスなどに不正アクセスする方法など
- 報酬プログラムを提供するページ・・・ポイントサイトや、ポイント換金サイト、アフィリエイトなどの報酬プログラムの紹介など
- 不適切な表示に関連するコンテンツ・・・不正確な情報や虚偽情報を元にした記事や誇大広告など
- 衝撃的なコンテンツ・・・暴力行為や、グロテスクな表現を含んだ記事など
- 武器および兵器に関連するコンテンツ・・・爆発物や銃、サバイバルナイフなどの紹介
- 不正行為、違法行為を助長するコンテンツ・・・海賊版や偽造品の販売、違法動画やソフトウェアダウンロード方法の紹介など
これらの項目に該当する記事が1つでもあれば、ポリシー違反として審査が不合格になる可能性が高いです。
これに加えて、よくブログやYouTube作成に関する注意事項として出てくるのが、YMYLです。これはYour Money or Your Lifeの略で、「あなたのお金と人生」という意味で、人の人生に重大な影響を与える項目であり、Googleが審査基準を厳しくしています。
このYMYLには以下のようなジャンルを含みます。
- 金融・お金に関する情報・・・投資、保険、為替情報を扱うサイトなど
- ショッピングに関する情報・・・オンラインで商品を購入するECサイトなど
- 医療に関する情報・・・医療技術や治療法、病院関連の情報を提供するサイト
- 法律に関する情報・・・法律相談や法律解釈に関するサイトなど
- 時事問題に関する情報・・・国際問題や政治ニュースなど重要な問題を扱うサイト
- 人・グループに関する情報・・・人種や宗教、性別などについての情報を扱うサイトなど
このYMYLについて記載してあったとしても、Google Adsenseの審査に合格できないわけではありませんが、難易度は上がります。例えば、医療に関する情報の場合、病院や医師のサイトであれば、確かな情報を提供していると判断される可能性もあるかもしれません。
このあたりは、審査基準が明確ではないため、はっきりとしたことは言えませんが、ハードルが高くなることは知っておく必要があります。
有用性の低いコンテンツ
最後に、「有用性の低いコンテンツ」です。私もこれで引っかかったのですが・・・ショックですよね。
私の資格取得の経験と、今までの社会人としての活動から、読者の方に有益な情報を提供しようとして作成してきたサイトが有用性が低いとは・・・私は3回めの申請で合格できたのですが、最初の申請時にこの通知を受け取ったときには、「Webサイトの有用性なんて、Googleがどうしてわかるんだろう?」と思ってしまいました。
ですが、よく考える必要があります。おそらくGoogleは毎日何百、何千というGoogle Adsenseの申請を受けていると思います。それを当然ですが、担当者がいちいちチェックしているということはないでしょう。
まず第一関門としては、Webサイトの統計情報を利用して、AIによる簡易審査がおこわれているはずです。その時点で、ある程度有用性のチェックができてしまうのではないか?と考えました。
その理由は、現時点ではいかに素晴らしいAIであっても、Webサイトの本当の有用性、つまり文章を読んでみてわかる内容までは判断できないと考えられ、あくまでも形式的な審査しかできないと考えるからです。
つまり、まずはこの形式的な審査をパスできるようにすれば大丈夫、という仮説が立てられます。そのためには、訪問者が常に即離脱するようなサイトだと、有用性が低いと判断される可能性が高いと考えました。
有用性の低いサイトと判断されないためには、
- 訪問者の悩みや疑問を解決する記事になっているか
- 独自性をもった記事になっているか
- 画像や表が使われていて見やすいサイトになっているか
- 訪問時のストレスが高くない操作性、スピードのサイトになっているか
- お問い合わせやプライバシーポリシーが設置されているか
といったことを確認する必要があります。
訪問者の悩みや疑問を解決する記事になっているか・独自性をもった記事になっているか
まず、「訪問者の悩みや疑問を解決する記事になっているか」「独自性をもった記事になっているか」という点は、しっかりと自分の言葉で記事を書けていて、コピペになっていないか、といった点を意識すればいいと思います。なぜなら、この部分の判断は非常に高度な文章理解力が必要であり、AIで簡単に判断できることではありません。ですので、あまり考えすぎず、とはいえただの感想文や日記にはならないように気をつけたいところです。
画像や表が使われていて見やすいサイトになっているか
続いて、「画像や表が使われていて見やすいサイトになっているか」です。文章だけで、見やすいサイトと判断されるのは難しそうです。説明のための画像や表でなくても、何らかの写真などは入れておきたいところです。
訪問時のストレスが高くない操作性、スピードのサイトになっているか
続いて、「訪問時のストレスが高くない操作性、スピードのサイトになっているか」ですが、こちらはWord Pressを使用して、かつ適当なテーマを使ってブログを作成していれば、操作性の部分では問題ないと考えます。私もJINというテーマを使ってブログを作成しています。
ただし、スピードについてはよく確認する必要があります。こちらのPage Speed Insightsというサイトでモバイル、パソコンで自分のサイトにアクセスした際のスピードの安が計れるのですが、ここであまりに遅い場合は、対策を打ったほうがいいです。
お問い合わせやプライバシーポリシーが設置されているか
最後に、「お問い合わせやプライバシーポリシーが設置されているか」ですが、これが本質的に影響するかはわかりませんが、私の場合1回目の申請では正しくできていませんでしたので、改善したのが合格の理由の1つとなるかもしれません。
まっすーがGoogle Adsenseに合格するまで
私がこのサイトでGoogle Adsenseに合格するまでの経緯についてまとめておきます。
1回目の申請(不合格) 2021/4/29
1回目は2021/4/22に申請しました。この時点で記事数は50を超えていました。1週間ほどで返ってきた結果は不合格・・・資格試験の一発合格を標榜するこのブログにおいて、無念の一発合格ならずでした。理由は「有用性の低いコンテンツ」です。
ここでおこなった対策は、
- お問い合わせとプライバシーポリシーの設置
- 記事の内容が微妙だった記事や前のブログから移管した記事など合計10記事ほどを非公開に変更
くらいで即申請しました。まだ、「有用性の低いコンテンツ」の意味がわかっていなかった状態です。
2回目の申請(不合格) 2021/5/8
1回目の不合格から、即日2021/4/29に申請しました。今回は10日あまり経過してから返ってきた結果はまたも不合格・・・一発合格どころか、二発合格すら果たせませんでした。これはやばいと、本気で対策を考えました。
とはいえ、非公開にした10記事あまりを除いても40記事ほどあり、これを全部見ていくのは大変です。ですが、不合格は嫌なのです。私の資格試験一発合格の道は、不合格をいかに嫌って対策をするかという取り組みの結果であり、3回目は全力で挑みました。
おこなったことは、
- 過去記事のリライト
- Page Speed Insightsでの表示スピードチェック、スピード向上の対策
- Webサイトの見栄えの改善
です。記事の内容は大きくは変えていませんが、最初の頃は「~と思います」「~のようです」といった表現が多かったのですが、より断定的な表現に変えたり、太字やマーカーを使った強調表現を使用したりしました。
また、サイトのスピードが絶望的な状態でしたので、プラグインなども利用して、スピード向上に取り組みました。
最後に、Webサイトの表示をあまり意識していなかったのですが、少しだけスタイリッシュになるように変更しました。とはいえ、cssを大幅にいじるまでは至っておらず、今後の課題です。
これらの改善を加えて、再度申請をおこないました。
3回目の申請(合格) 2021/5/15
3回目の申請は、改善に数日を要したため2021/5/11におこないました。正直なところ、これでダメだったらしばらく間をおいて、その間も記事を追加して挑もうと思っていました。過去の記事に問題がないとは言わないのですが、あまりに過去の記事ばかりを見ていても進歩がなく、一応やれるだけのことはやった自負もあったため、何かがGoogleの要求にあっていないのだと考えて、先に進もうと考えました。
そんな私の開き直りを察してくれたのか(というよりは対策が当たったのでしょう)、3回目の通知は合格でした。
どの対策が当たったのか、というのはなかなか判断が難しいです。強いて言えば、各種の対策をおこなった、総合的な判定で合格基準に達したのかなと考えます。
ここまでの経緯から、私の教訓は、
10~20記事の時点でGoogle Adsenseに申請する
ということに尽きます。50記事ほど書いていると、どの記事が問題になっているかの特定ができず、全体的に対策をしなければならず、相当な手間がかかります。そのため、記事数が少ないうちに申請をしておけば、対策もしやすいためオススメです。
中小企業診断士試験は2次試験の合格基準が明確でないため、困惑する受験生も多いですが、Google Adsenseも消去法の基準はある程度明かされているものの、これをクリアすれば合格、という基準があるわけではないため、同じような苦労があると感じました。
まとめ
ここまで、Google Adsenseに合格するための対策を解説してきました。以下、まとめます。
- Google AdsenseはWebサイトの運営で広告収入が受け取れる仕組み
- 申請前には独自ドメインを取得していること、一定の記事・コンテンツ数があること、Google Adsenseポリシー違反がないことを確認
- 不合格だった場合は、 コンテンツの複製、コンテンツの量が不十分、ポリシー違反、有用性の低いコンテンツといった理由に応じた対策をする
- このサイトの場合は、過去記事のリライト、サイトの表示スピードアップ、サイトの見栄え改善に取り組んだところ3回目で合格
- 申請するときの記事数は10~20程度の方が修正しやすいためオススメ
以上です。ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。