中国語会話オンラインレッスンサイトの紹介　低コストでHSK対策と中国語会話スキル取得の両方を狙おう！

こちらの記事は次のようなことを知りたいという方に向けて書いています。

• 中国語オンラインレッスンの実体験を知りたい！
• 中国語オンラインレッスンのおすすめサイトはどこ？
• HSK試験対策をするのにいい方法はないかな？

まっすーです。中小企業診断士試験他多くの資格に合格した実績をベースに数々の資格試験の合格アドバイスをしています。
一時期中国関係のビジネスに関与していたことから中国語の学習をおこなっており、新HSK６級まで取得しています。今回はHSK対策にも役立つ中国語オンラインレッスンの紹介をしますね。

中国語オンラインレッスンとは？

中国語オンラインレッスンの概要

中国語オンラインレッスンとは、SkypeやZoomといったWeb会議システムを利用した、中国語のレッスンのことです。

こうしたオンラインレッスンは英語や韓国語、フランス語など様々な語学で利用が可能となっていますが、今回は中国語についての説明となります。

一般的には月当たり１万円程度の金額で、毎日レッスンが可能で、３０分ほどのレッスンが毎日受けられ、１回のレッスン当たりの単価は３００円程度というものです。オンライン形式であるため、語学学校に通うのと比べれば、はるかに安いコストでレッスンを受けることができるというのが特徴です。

中国語オンラインレッスンの意義

できれば中国語を習得したい、と考えている方は思ったよりも多いのではないかと考えるのですが、実際に学習しようとすると大変です。

特に一番のハードルは会話で、話すのはもちろん、聞き取りも一筋縄ではいきません。

英語であれば、最近では小学校、以前であれば中学校から、場合によっては大学まで、ほぼ確実に必ず付き合うことになりますので、会話自体できなくても文法や単語の知識があるため、少しトレーニングすれば、流暢とはいかなくても少しは話せるようになることが多いです。

ですが、中国語の場合、日本人は漢字への理解があるため漢字文化圏の方よりはハードルが低い部分があるとはいえ、逆に日本語式の漢字の読み方を知ってしまっているため、同じ漢字でも改めて読み方を覚えなければならず、しかもその読み方は中国式の難しい発音となるため、かえって大変になる部分も多いです。

加えて、中国語の文法は日本語とは大きく異なっていますので、文法についても学習しなければなりません。英語に似ているという話もありますが、実際に学習してみると英語ほど簡単な文法でもないため、文法の学習にもそれなりに時間をかける必要があると、私は思います。

こうしたハードルの高い中国語を効率的に習得していくためには、ネイティブに習うのが一番です。もちろん語学学校に通うというのもいいのですが、中国語オンラインレッスンを利用するのがコストや時間効率を考えるとベストであると考えます。

中国語オンラインレッスンのメリットとデメリット

中国語オンラインレッスンのメリット

まずは中国語オンラインレッスンを利用するメリットを挙げてみます。

費用が安い

中国語オンラインレッスンの最大のメリットは、費用が安いという点です。

もちろんこれは対面式レッスンとの比較では安い、ということになりますが以下のようにコスト比較をした場合、大きな差があります。

オンラインレッスンの最低時間単価は、日本の各都道府県の最低賃金以下の金額になっており、日本国内でこの単価を実現するのは不可能といえます。オンラインならではの単価設定ですね。

また、多くの中国語オンラインレッスンでは、教材の提供もおこなっています。わざわざ教材を購入する必要がないため、学習コストを抑えることも可能です。

手軽にネイティブ講師のレッスンが受けられる

次に、手軽にネイティブ講師のレッスンが受けられるという点も、中国語オンラインレッスンにおけるメリットになります。

実は中国語ネイティブといっても、中国語にもさまざまな方言があるためネイティブという定義も難しいです。ですが、いわゆる普通話（標準語）を話せる講師という意味でいえば、中国語オンラインレッスンでは多くの講師が登録していますので、そのネイティブの講師の会話レッスンを手軽に受けられます。

対面式でレッスンをおこなう場合、自分のいる場所に講師もいる必要がありますので、講師人材の確保というハードルがありますが、その点は中国語オンラインレッスンでは心配不要です。

時間効率が高い

中国語オンラインレッスンは、インターネットさえつながる環境であれば自宅や外出先で受講することができ、予約した時間だけ空けられればよく、移動や準備の時間を必要としませんので、時間効率が高いです。語学の学習は反復しておこなうことが重要ですので、時間効率が高いという点は、語学習得のハードルを大きく下げることが期待できますね。

また、レッスンを受けるには予約をする必要がありますが、予約自体も直前まで受け付けていますし、予約の変更やキャンセルも手軽にできるため、突然の予定変更にも対応可能というのもメリットです。

中国語オンラインレッスンのデメリット

講師の質にばらつきが大きい

中国語オンラインレッスンの最大のデメリットは、講師の質にばらつきが大きいという点です。

実際に受講してみるとわかるのですが、中国語オンラインレッスンの講師は本当にいろいろな方がいます。多くは中国に住んでいる学生さんが多いのかな、とも思うのですが、質問した内容に的確にこたえられなかったり、ひどいときには予約した時間に来なかったりと、さまざまなタイプの方がいました。

この点は、評価制度を導入しているレッスン会社が多いため、その評価を参考にして受講する講師を選べばいいとは思いますが、講師の質には注意する必要があると思います。

後ほど紹介しますが、私は無料体験含め、中国語オンラインレッスンのサイトを利用してきましたので、コストと効果を比較しておススメできるサイトを紹介していますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

ちなみに、私は英会話のオンラインレッスンも受けていたことがあるのですが、さすがに講師が入って来なかった、ということはありませんでした。

Web会議システムを利用するため慣れが必要

中国語オンラインレッスンでは、独自のシステムを使うものもありますが、SkypeやZoomといったWeb会議システムを利用するものが多いです。そのため、Web会議システムを利用することに、ある程度の慣れが必要です。

最近では多くの企業でリモートワークを導入していますので、使ったことがあるという方も多いかもしれませんが、もしあまり使ったことがない場合、ある程度慣れていく必要があります。

対面とWeb会議システムで一番の違いは、通信することによるタイムラグ（遅延）だと思います。実際、Web会議システムでは通信環境にもよりますが、１～２秒程度のタイムラグが発生します。中国語オンラインレッスンでは講師と会話をすることでレッスンを進めていきますので、この微妙なタイムラグに慣れておかないと、レッスンが身に入りません。

この点は、利用していけば慣れることができると思いますが、どうしても慣れることができない、という場合は対面式でのレッスンを受ける必要があるでしょう。

継続した利用が必要

これもオンラインレッスンの特徴になるのですが、レッスン費用が安いというのは、1か月間で毎日レッスンを受けるように、継続して利用することを前提にしています。そのため、週に1回だけレッスンを受けるとか、少しずつ受講したいという場合には、割高になってきます。

それでも対面式レッスンに比べれば安いのですが、費用が安いという中国語オンラインレッスンの最大のメリットを活かすためには、ある程度継続して利用する必要があります。

語学の習得のためには、継続した学習が最も効果があります。下の表は、中小企業診断士1次試験についての解説で、資格試験の受験の際に、過去問を解きなおすにはいつがいいのか？ということをエビングハウスの忘却曲線を用いて説明したものですが、覚えたことは１日で３４％しか記憶に残らないのですから、毎日学習することが記憶の定着には一番です。

中国語オンラインレッスンはHSK対策になる？

中国語の場合会話力は聴力・書写対策になる

中国語オンラインレッスンを受けることで、主に中国語の会話力の向上を目指すことになりますが、この会話力の向上は、HSK試験でも難易度が高い聴力（リスニング）・書写（ライティング）の試験対策になります。

それぞれ見ていきましょう。

聴力（リスニング）対策

HSK受験対策をする際に、つまずきやすいのがリスニングです。漢字文化圏にいる日本人にとって、閲読（リーディング）の方は読んでみて何となく意味が分かることが多いのですが、聞く方はそうはいきません。

中国語オンラインレッスンでは、中国語ネイティブの講師と会話することで進めていきますので、中国語を聞く耳を鍛えることが可能です。中国語で話される言葉に慣れることは、HSK対策として非常に有効であると考えます。

もちろん、中国語の教材を継続して聞いていくことでHSK対策にはなりますし、下記の記事で説明したように、HSK４級程度であれば会話の中の１つの単語さえ聞き取れれば正解を選択することが可能だったりしますので、そこまで難しく考える必要はありませんが、中国語オンラインレッスンを活用すればより効果的な対策ができると考えます。

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書写（ライティング）対策

HSK試験の対策をしていると気づくのですが、ライティングの対策は難しいです。HSK試験対策では分量も多く過去問も豊富なリーディングやリスニング対策が中心となってしまい、ライティングの学習は後回しになってしまいがちです。

ですが、ライティングも１つの科目であり、３００点満点の試験の３分の１である１００点を占めますので、十分な対策をしておく必要があります。しかも、HSK５級や６級の高レベルになってくると、書く量も内容も増えてきますので、中国語の文章を作ることにある程度慣れておく必要があります。

中国語オンラインレッスンでは、自分で中国語の文章を作って話す、ということを繰り返し行うことになりますので、中国語の文章作成能力の向上が期待できます。

また、下記の記事で説明していますが、HSK試験をネット試験で受験する場合、書写（ライティング）試験はピンインでの入力が必要となりますので、中国語オンラインレッスンで発音を理解しておくことは書写対策にもなります。

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HSK対策講座を用意しているレッスン会社も多い

多くの中国語オンラインレッスン会社は、HSK対策講座を用意しています。そのため、レッスンを予約する際に、HSK対策講座を受講したいことを伝えておけば、オンラインレッスンでHSK対策をすることも可能です。

解説や疑問点もすぐに聞くことができるので、効率的な学習をすることが可能です。もちろん、自分で解いた問題について、解説を読んでも理解できなかったことを講師に聞くことも可能ですので、HSK対策のバックアップとして中国語オンラインレッスンを受講するのもいいかもしれません。

中国語オンラインレッスンサイトの紹介（実体験つき）

ここからは、私が実際に受講したことのある中国語オンラインレッスンサイトについて、体験談とともにご紹介します。利用した順番に記載しています。

ネットチャイナ

まずはネットチャイナです。特徴としては、

レッスン料は、下記のような内容です。

毎日２５分のレッスンを１回受けるコースで１回あたり単価は４０３円となります。

私が最初に利用したのがネットチャイナでした。何よりも７日間１００円という格安のお試しレッスンが可能なので、７日間フルで受講してみて、続けて受講していくかを判断できるのはありがたかったです。講師の質は正直さまざまです。レッスンの内容もさることながら、何度か予約した時間になっても講師の方が入ってこなかったことがありました・・。

天天中文

続いて私が利用したのは天々中文です。

レッスン料を見てみましょう。こちらはクレジットカード払いの場合で、現金払いやポイント制など、各種支払い方法がありますので、詳しくはこちらをご参照ください。

毎月レッスン数はあくまでも参考値となります。実際のレッスン開始日等で受講できるレッスン数は変化しますので、参考程度で考えてください。

レッスン料は毎日２５分コースで４８０円とネットチャイナよりは若干高めという感じでしょうか。

レッスンでは中国語会話のレッスンをするだけでなく、作文添削講座で作文を見てもらっていました。私は当時HSK５級を受験予定だったのですが、書き方のアドバイスなどもしてもらえてて、役立っていました。講師のグレード制が導入されていることもあり、講師の質はネットチャイナよりは安定していたような気がします。

CCレッスン

私が最後まで利用していたCCレッスンです。特徴は下記のとおりです。

料金プランを見てみましょう。こちらは毎日レッスンプランで、他にポイント制のポイントプランも用意されています。詳しくはこちらでご確認ください。なお、平日や週末レッスンプランの場合、決まった曜日しか利用できず、意外に使い勝手が悪い印象です。

毎日２５分プランのレッスン単価は３２６円と大変安いです。

色々と中国語オンラインレッスンを検討した結果、CCチャイナに落ち着きました。他にももっと安いレッスン会社もあるのですが、実際にレッスンを受けてみた結果、講師の質はCCチャイナくらいの単価は出さないといけないかな、という印象を受けました。HSKの割引キャンペーンは、私の場合HSK６級は書写対策でネット試験を受験したかったため利用できませんでしたが、お得に利用できると思います。

まとめ

ここまで中国語オンラインレッスンについて解説してきました。最後にまとめておきます。

中国語の学習を志したのであれば、ペーパーテストだけではなく喋れるようになりましょう！そのためには中国語オンラインレッスンの受講をオススメします。

以上、お読みいただきましてありがとうございました。

ABOUT ME

まっすー

中小企業診断士のまっすーです。 社会保険労務士やITストラテジストなど、多くの難関資格に合格した実績をベースとした資格試験の学習方法、ExcelマクロやPythonを活用した自動化の推進、経営に役立つ管理会計の理論解説、ITを活用した経営資源の有効活用などの情報を発信しています。

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